終活を考えるにあたって余命宣告は頭をかすめます
癌になった場合現代では本人に病名の告知がなされます
当然、余命はどのくらいですかという問いが生まれ
医師は余命~カ月とか~年とか教えてくださるわけです
しかしこれはあくまでも統計上の平均値ですので
そのあたりで亡くなる方が半分いらっしゃるとも言い換えられます
余命宣告を受けた期日を迎えても半分の方は生きていらっしゃるということです
この余命宣告で暗示にかかってその通りに逝く方もいるのではないでしょうか
個別にみたら平均値というのはあまり意味がありません
癌の部位とステージで平均値は出るかもしれませんが
末期癌でも治る方はいますし、しかも奇跡というには多い確率でいます
反対にそんなに深刻でないステージでもあっけなく逝ってしまうケースもあります
皮肉なことに手術が成功して退院したら交通事故で逝ってしまうことだってあります
何が言いたいかというと、人はいずれは必ず死ぬのですから
たとえ今健康であって、死などとは無縁であるように思えても
一日一生と思って、今日を悔いなく生きていきたい
いつ死んでもいいように心がけたいと、考えています
まして70代に入るとヒタヒタと忍び寄るのを
感ぜざるを得ず、しかしまだまだ先のような気もする
という矛盾した心境にいます