まだまだ4ビットのマイクロチップから
8ビットのマイクロチップが全盛になって
BASICという言語が使われだしたころ
アマチュアーのプログラマーが
BASICの言語も作ったりしておられました
当時は潤沢なメモリーなどなく
今でいえばCPUチップのバッファにもならないような
4Kバイトという小さな世界で動くBASICがありました
4KBasic TinyBasicと呼ばれたりして雑誌にも掲載され
そのマシン語を手入力で入れたりする猛者も多くいらっしゃいました
BASICではありませんが TL1というパスカルもどきの
プログラミング言語がお気に入りでした
モトローラのCPUで動くものでしたが
そんな時代があったのだと
感慨無量です
自動車でいえば
当時100万円ほどで4人乗りのセダンが買えました
当時の車と今の車を比較すると機能は格段に増えていますが
基本的なもの
4人乗せてエアコンがついて暑さ寒さをしのぎ
日本の道路を走る分には基本性能に数倍の差があるにしか過ぎません
しかしマイクロチップの性能は
数万倍に上がっています
メインメモリの容量でも数千から1万倍以上にもなります
身の回りでこんなに進歩の早いものはなかったのではないでしょうか
朝 ”アレクサ 今日の天気を教えて”
と寝床から聞くと
”今日は 一日晴 予想最高気温は26度 予想最低気温は18度”
と教えてくれます
何度同じ質問を繰り返してもいやな声一つ出しません
本当の意味で人間の進化につながっているかどうか疑問ですが
しかしある意味快適さは増してます
しかし決して
”アレクサ 今日私は何をしたらいい?”
と、判断を仰いではいけません