が何か一種独特の記憶として残っています
初めてフルートの練習で頭部管だけ持って息を吹き込み過呼吸になったこととか
初めてマーチの演奏に取り組んだときの「勝利の父」の旋律に
当時の自分の心境がオーバーラップして蘇ります
結局中学高校と兄の後を追ってブラスバンドを続けました
最近時間的な余裕ができて高校の現役吹奏楽部の定期演奏会をのぞいてみると
当時の自分たちの演奏とはかけ離れた高水準の演奏に、ただただ圧倒されるのみ
実に感慨深いものがあります
そうした現役の若々しい演奏を聴きながら自分と同年代の人の訃報を耳にすると
何とも言えず、シュールなものを感じてしまいます
もう確実に人生の閉幕が迫っているのですが
それがいつなのか特定できぬまま、しかし今を一所懸命生きる
理想は生涯現役でありますが、しかし何かいっぱい掴んでいるものを
一つひとつ放していかねばならない、ということだけは頭では理解しています
浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments
韓国のウンゴ他
韓国のカヤグム
ジャワ島のガムラン