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2019/06/24

人生最大の苦境・三重苦その3

自分の家庭に不調和が起きてほぼ同時期に
仲人をした部下のカップルに問題が発生しました
奥さんから相談があるといわれその内容が衝撃でした
部下が二股をかけていました
相手は同じ会社の人で、当時結婚していた方です
部下が結婚式を挙げて新婚旅行の時に連絡を取り合っていて
そちらに義理を立ててしまっている状態でした

自分の家庭がどうしようもない時に
部下の家庭の問題に取り組まざるを得ないという
プロジェクトと自分の家庭と仲人をしたカップルの仲裁で
精神的には八方塞になってしまいました

そんな状態で仲人を頼まれたなんて本当に自分の不徳だと
思わざるを得ませんでした
こちらは3か月くらい膠着状態で
奥さんを説得して離婚の方向に
部下が悪質だったので慰謝料を私から提案
奥さんの父親も納得
当時としては破格の慰謝料であったかなと思います

お陰で慰謝料を借入するために私が保証人にさせられましたが
部下の仕事は真面目であったのでその後のトラブルはありませんでした

当時渦中にあって、共通のキーワードに気づき震撼した覚えがあります
ここに書くべきことではありませんが
元妻の義父、部下の奥さんの母、部下の相手が過去略奪婚をしていて
その時の略奪された女性 これらの方々が皆不幸な亡くなり方をしていました
まかり間違えばこの部下の奥さんも同じ道を選びかねませんでした

これらのことから二年くらい経って、部下は原因となった相手と再婚
パーティーに呼ばれ、複雑な心境で出席しました

どん底があれば後は浮上するしかありません
この三重苦を乗り越えて
私は自分の傲慢さや、他人を思いやる気持ち、人の哀しみなどに対して
多少なりとも自分を良き方向に変えることが出来たのではないかと思います

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments



突き上げ式アクション(イギリス式)




ピアノの突き上げ式アクション(フランス式) 

2019/06/23

人生最大の苦境・三重苦その2

自分がプロジェクトのことで頭がいっぱいな時に伴侶(元妻)からの反乱がおきました
いろいろ行き違いがあって冷戦状態に
一番被害を受けたのは子供たちだったと思います

当時自分の心中としては元妻を責めていました

膠着状態が10か月ほど続いて
そのままでは子供たちにいい影響を与えないだろうと
元妻からの提案もあって会社に転勤を申請
埼玉に転勤になり週一で帰宅していました


そんな時、じっくり自分を振り返ることを試みました
第三者からの立場で自分のことを見てみると
いろいろ見えてくるものがあって
ある時、ああこれは元妻がそういう風になるのは無理もないと
つくづく理解しました
自分が原因を作ったと納得すると責める気持ちもなくなりました
ある日、帰宅したとき心から謝罪ができたように思います

その後いろいろありながらも、結局は覆水盆に返らず
修復は相成りませんでしたがあきらめもつきました

子供達にはほんとにすまなかったと思います
子供たちとしては自分たちではどうしようもなく
かつ相当葛藤があったでしょうが
曲がらずに育ってくれたことに感謝しています



浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments


ジラフピアノ(キリン型)






ピアノ製作者セバスチャン・エラール
エラール(パリ)1842 突き上げ式

2019/06/22

人生最大の苦境・三重苦その1

それは40代に入ってすぐ平成元年でした
その年は正月からピリピリしていました
丸一年掛かりで開発してきた一億円の生産システムを4月からテイクオフする予定でした
自分が製造課長をしていた時の経験や改善案の集大成として組み上げたいと
PCの申請を本社の情報システム部に上げたところ
それにうまく便乗され、大掛かりなシステムを組み上げることにされてしまいました
そしてプロジェクトリーダーに据えられてしまったのです
これが第一の苦境です
自分としては自分の手でできる範囲で考えていたのですが
そのころ情報システム部でも生産システムを構築しなければならないと考えていて
そんな時ちょうどいいカモが来たようなものです
ただ自分としても、製造課長として最終的に部品加工、表面処理、製品組立の
三部門を請け負うまでなっていたのでその知見を活かして
理想のシステムを組み上げるチャンスでもあったのです
しかし開発してみると理論と現実の管理水準とのギャップなどが顕著になってきて
実際始めたらどうなるか期待と不安の入り混じった心境でしたが
正月に入っていよいよ飛び込み台に立つ心境でおとそ気分すらなく悶々としていました

こんな時に第二、第三の悩み苦しみが襲ってきたのです
今振り返るとこの三重苦を乗り越えたことで今の自分があるのだなと思います
人は絶頂とどん底の時にどう考え行動するかでその本質が現れます
まさしく心境としては自分の人生のどん底でありました

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of  Musical Instruments

アップライトピアノの機構です
こうしてみるとこの頃のピアノというものは
機械工学的にハイテクの塊だったのかもしれません
しかも鍵盤やハンマー製造の均一性などを考えると
生産技術上高度なものを要求されています







2019/06/21

韓国考

私個人としては韓国は好きではありません
過去のことを持ち越し(しかも正当でもないものを)
ケチな心(日本にはなんでもケチをつける)
卑怯な心(韓国に言わせれば今韓国が不幸なことはすべて日本の所為)
これらを外交で繰り出すのだから好きになれるはずがありません

日本はアメリカに原爆投下、東京大空襲という
民間人に対する非人道的な行為をされたにもかかわらず
戦後は豊かなアメリカに憧れ、アメリカ文化を取り入れ発展しました

韓国は自ら志願して日本と一緒に戦ったにもかかわらず
日本が無条件降伏したため、手のひらを返して被害者になり切っています

韓国の人たちにもいい人達がたくさんいることは理解しています
しかし公の場での傍若無人、礼儀をわきまえない言動行動を観たら
なかなか好きになれるものではありません

今ある国の状況はあくまでも自分たちの努力選択の結果であり
自己責任です
自分たちの国の運営の未熟さを日本の所為にせず
自らの責任として直視しない限り
真の繁栄はやってこないのではないでしょうか

つくづく仏陀が説いた「縁起の理法は何人もくらませず」
という真実は個人にも国のような単位のものにも
あてはまるのだということを改めて感じてしまいます

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

アップライト式のピアノ



2段式鍵盤を持ったピアノ

突き上げ式アクションのピアノ


2019/06/20

貯金

卒業後配属先の製作所長が地銀関係の方でした
後から考えても虫唾が走る〇の亡者だったのですが
出身の銀行に貢献するためにか貯金の功徳を給与袋に入れていました
貯金があれば気持ちにゆとりができるとか・・・

その後天引きで財形とかをかけて、一程度貯まりましたし
持ち家も実現しました
しかしその10数年後の離婚でお互いに有責なしでしたが
元妻が子育てをするということで、すべて手放しました

その後理工系の自分が出家したり
さらに職を変え、まるっきり異分野に進んだわけです
そして今度は自力で貯蓄を志しました
最初のうちは一進一退、なかなか貯まりません
いろいろかかるお金もあったわけですが

ある時従兄が亡くなったときに貯金が約1千万あったと耳にしたのです
従兄は養子に入って会社を継ぎましたが結局倒産させてしまい
その後はいろいろ苦労をしていたのを知っていましたので
その事実にびっくりしたのと同時に
自分でも可能かもしれないと思えたのです

このできるかもしれない、やってみようということが大事だなと
つくづく思えます
またそれは何のためにするかしなければならないか
正しい目的がとても重要でもあります

良く言われることですが百万を超えることが最初の関門です
しかし自力でこれが達成できると、だんだん磁石のように
少しづつ増えていきます
それともう一つ心掛けていたことは
収入が良い時にも生活水準を上げないことです
そうすると収入が少ない時でも貯蓄が滞るだけで
生活水準はそう変わりませんから心も揺れません
ただベースとしては勤勉であることは欠かせません
長打を狙わずヒットを重ねる、ガムシャラに働くことです

現在来活に入りながらも生涯現役を目指し、仕事に恵まれ
たとえわずかでも、この歳でジリジリと貯金が増えていくというのは
とても精神衛生上に良いです

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

グランドピアノです
このミューゼアムでは
ピアノの歴史も詳しく展示解説されていました
残念ながら仕事の合間で駆け足で見てきたので
細かく解説できませんが浜松にお寄りの際はぜひご参観ください



ずいぶん凝った譜面たてです



2019/06/19

相談を受けるということは

他人から相談を受けることがありますが
ある意味恐ろしいことが起きます
相談に乗って自分の考えを述べていくと
自分の悩みを知られてしまうことがあります
あるいは自分の課題をあらわにされてしまうということかもしれません

ですから、相談を受けるということは覚悟がいります
しかし
相談者は本当は答えが出ていて、その確認のために相談をするということも
良くあります
大抵は私が相手のお話をただただ聞いているだけで
相談者は自分でどうしたら良いかどうすべきかを自分で見つけるように思われます

あれもこれも欲張らずに一番大事なものを決めて
残りを捨てればよいのですが、捨てきれないのが悩みになるわけです
その判断を勝負と考えれば
これをとれば勝 というものをはっきりさせる
あるいは
これだけ取れれば負けない というものを見極められれば
整理しやすいかもしれません

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

何かわかりませんが左のものは法具の妙鉢や
ネパールのティンシャのようなものでしょうか

展示景観です
結局楽器というものは宗教儀式に深く関わりのあるものだなと
思います


2019/06/17

継続は力なり

ギターに再挑戦して3年強でしょうか
毎日15分、欠かさずとは言えませんが
出張などの不在を除いては毎日触っています
最近指が良く動くなと思えております
若いころより動いているかもしれません
ただ新曲にチャレンジする気持ちが萎えています

やはり発表会とか何か目標持たないと
チャレンジする気持ちが奮い立ちません
しかし継続しているといつの間にか
指が動いていると感じたとき
「継続は力なり」という
日本放送 山谷新平パーソナリティーの
口癖を思い出します

浜松市楽器博物館
The Hamamatsushi Museum of Musical Instruments






いま、日本の民主主義の大きなターニングポイント

先日のアメリカ大統領選挙で、マスコミの予想を裏切って 大差のあるトランプ圧勝となった マスコミがなぜ予測を誤ったのか それはマスコミが政治を動かしているという自負から来ていたのではないか 自分たちの予測というか意図している方向に 政治を捻じ曲げてこれた、この驕りの結果だと思う こ...