私がお世話になった従妹と同居していたおばあちゃんが亡くなりました
葬儀が終わって小一時間ほどの火葬場に移動
火葬炉の前に集まってお見送り
年配であったので悲しくもあるがご苦労様という気持ちも
ふと見ると隣の火葬炉
炉の前にいた方々が控室の方に移動した後に
幼児を負ぶっていた若い女性が
黙々と炉の前を行ったり来たりしていました
おそらく炉の中にいる方はご主人であろうと思われました
その心境を察するに
どんなに寂しく、心細く、やるせない気持ちなのだろうか
しばらくその母子から目を離すことが出来ずにいてしまいました
今でもそのシーンを思い出すと
切なくなります
やはり若くして亡くなるというのは大変なことです
今、自分は70代、それから考えると
いつ逝っても、あきらめがつく年齢になっているのを感じます
浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments
リュート、マンドリン、バラライカ