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2019/07/12

やれそうでやれなくて大事なこと

故山谷新平のラジオで
できない言い訳をトラックいっぱいにしたって何の役にも立たない
的なことをよく聞きました

出来なかったこと やれそうにもないこと やったら苦労しそうなこと
こういうものにぶち当たったら
まず出来ない言い訳を考えてしまします
その言い訳の信憑性が高いほど、滔々と如何に実現が難しいかを
説明します

しかしそれをグッと飲み込んで
どうしたら出来るのか
するにはどういう条件があればよいのか
何が問題なのか
という風に頭を切り替えていくと
何かが見えてきます

そしてそれに取り組んだ一握りの人達が
何かを成し遂げていくのかなと思います

自分の人生を振り返って
そうしたものがあったのだろうか
自問自答します

言い訳をいうというのは他人や環境の所為にすることと似ています
反省が出来ず、自己変革もできず 進歩もないということになるのでしょうか

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

セルバン フィンガーホールからキーへの移行が見られます

トランペット&ホルン

各種ホルン


オフィクレイド&ラッシャン・バスーン



2019/07/11

目に焼き付いたシーン

まだ学生時代
私がお世話になった従妹と同居していたおばあちゃんが亡くなりました
葬儀が終わって小一時間ほどの火葬場に移動
火葬炉の前に集まってお見送り
年配であったので悲しくもあるがご苦労様という気持ちも

ふと見ると隣の火葬炉
炉の前にいた方々が控室の方に移動した後に
幼児を負ぶっていた若い女性が
黙々と炉の前を行ったり来たりしていました

おそらく炉の中にいる方はご主人であろうと思われました
その心境を察するに
どんなに寂しく、心細く、やるせない気持ちなのだろうか
しばらくその母子から目を離すことが出来ずにいてしまいました

今でもそのシーンを思い出すと
切なくなります
やはり若くして亡くなるというのは大変なことです
今、自分は70代、それから考えると
いつ逝っても、あきらめがつく年齢になっているのを感じます

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

リュート、マンドリン、バラライカ



2019/07/10

気が付かずに人の時間を奪っていないか

時間というのは不思議なものです
24時間という時計で測れる時間はあるのですが
自分が感じる時間は伸縮します

私は時間を上手に使っているとは言えません
時間を上手に使っていればもっと大きな仕事をしてきたはずです
自分の時間をどう使うかは自分の裁量ですが
他人の時間を奪いに来る方がいらっしゃいます
しかも当事者はそこに気が付きません

会話しているのにすぐ人の話を横取りして自説を延々と語る方
どうでもいい話を次から次へと聞かせたがる方
他人の悪口を得意げに話す方
自分の悩みを無限ループで語るの方

やはり会話も相手に何か与えるものがないと
相手の時間を奪うだけになります
いつも奪われていると段々距離を置きたくなります

こういう風に考えると自分も人の時間を奪っていないか
点検しなければならないと思います
何となく人から遠ざけられていると感じたら
自分は相手に何か与えているものがるのだろうか
相手の時間をただただ奪ってはいないだろうか・・・

それと約束の時間厳守も相手の時間を奪わないという観点から見ても
大事にしなければならないなと痛感します

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

トルコの影響を受けて軍楽隊ができた
吹奏楽の原型になるのでしょうか

ターキッシュ・クレッセント


メロフォーン


フルーティナ

2019/07/09

口は災いの元

昔から口は災いの元
良く、「思ってもいなかったことが口から出てしまった」
と言いますが、一度も考えてもいなかったことは決して口から出ない
ともいわれます

いずれにしても口から出てしまった言葉は取り返しがつきません
「しまった」と思ったら、その場ですぐ謝り、取り消すことです
これは早ければ早いほど傷が浅く済みます
時間を置けば置くほど、相手の心の中で熟成し簡単に消せなくなります

過去戦国時代や江戸時代など刀を振り回した剣の使い手は
今でいえばペンの書き手になっている
あるいはコメンテーターや批評家の口先になっている
様です、その切れ味良ければ一刀両断の元相手を打ち負かします

相手の体には傷つけませんが、精神的にズタズタにすることも可能です
最近の風潮で気になるのが、言葉の切れ味良く
相手の欠点、弱点、劣るところなどを面白おかしく茶化すことが
頭の良さだとする傾向があることです
地獄は言葉によって作られます

私も若い時から振り返ってみると随分傷つけたのではないかと
顔から火が出る思いです
しかも悪いことに
自分が気が付いてないことが数限りなくあるのではないかと
恐れます

今から逝くまで、言葉の調律を心がけ
和顔愛語 を心がけていきます
それが来活(終活)の一つかなとも思います

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

ハープ

ハープとコントラバス

エオリアンハープ

ハーディ・ガーディ(奥のものはオルガン付き)

オルガン付きハーディ・ガーディ


2019/07/08

花の咲かない冬の日は下へ下へと根を下ろそう

好きな言葉です
自分の運気が谷にある時(これが何度もしかも長い気がするのですが)
この言葉をかみしめて自分を奮い立たせていました

植物は春になるとエネルギッシュに芽を吹きます
しかし冬の間はじっと土の中で根を張って補給の準備をしているのではないでしょうか
勝海舟も時機が来るまではじっと実力を蓄えていました
チャンスの女神が来た時に、サッと前髪を掴んでしまうためには
そのチャンスを生かせる準備をしてなければなりません

自分のやりたいことや使命があると思うなら
その機がきた時に
十分に力を発揮できるように能力を高めてなければなりません
この時を待つ。焦らずに待つ、耐えるということが
そういう時間を持つことが、何かをする上で必要なのかなと
あらためて思います

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

チター
日本では第三の男でその音色が親しまれるようになりました






2019/07/07

終末医療について

来活(終活)をするとき
避けて通れないのが”終末医療”
これに対して自分の希望・考えを明確にしておくことは大事かなと思います
結論から言うと
私は単なる”延命治療”は拒否します
せっかく寿命で来世に行くのに、延命治療でイタズラに伸ばしほしくない
人はどうせ最後は死ぬわけです
これは何人も避けられません

働き盛りや若い方なら話が変わります
まだ家族や社会に対して責任がありますので
可能性があるなら希望をもって治療される方が良いでしょう
しかし私のように70代に入ったなら
治療にかけるより、体に負担をかけることなく
自分の免疫力治癒力に頼っていきたいなと思います
癌などでは抗がん剤の副作用が半端ではないそうです
かえって寿命を縮めるように自分には感じます

それに統計上一番医療費がかかるのは亡くなる一か月前あたり
とも聞きます
まして治る見込みがない状態なら延命治療は勘弁してください
という気持ちです

浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

5弦チターバンジョー


4弦プレクトラム・バンジョー







2019/07/06

蛇縄麻(だじょうま)の喩え

この”蛇縄麻”の喩えは初めて聞いたのですが
知っておくと役に立ちそうです

旅人が日暮れの道を歩いているとき
蛇を見かけ恐れおののきます
しばらく見つめて、動かないので恐るおそる近寄ってみると縄でした
さらに手に取ってみると麻の繊維をより合わせていたものだった
という話です

同僚や通りがかりの方が何か善意でやってくれたことを
旅人が蛇に見えたように、善意を邪推する方が居ます
縄だということを納得できるまでその方は悶々としているわけです

最初から縄に見える方は、してくださった方に理由を尋ね
感謝するでしょう

しかし正しく物事を見ることが出来る方は
麻でより合わせたものであることを見抜き
心から感謝して、相手の好意を称賛するでしょう

蛇に見えてしまう方は、恐怖心があり
焦りもあり、人は善意議など持たないだろうという疑があります
70代になってもなお、蛇にしか見えないと心境的には厳しいといえます
何とかここはクリアして人生の終わりを迎えたいものだと思います


浜松市楽器博物館
The Hamamatsu Museum of Musical Instruments

バグパイプ

 バグパイプの解説

法螺貝やホルンなど









Bugatti_type_50_coupe

 この年になってIllustratorに挑戦 いろいろ戸惑って 思うようには捗らず しかし操作しなければ慣れず 試行錯誤しながらのサンプルです