テレビをつないでいた頃
ハードディスクなどは到底手の届かないものでした
マイコンにつながるようなウィンチェスターハードディスク
5.25吋のディスク、5MB程度の容量で数十万円していたように思います
それから等比級数的に容量が増えアクセススピードが上がり
プラッタの径は
5.25吋 -> 3.5吋 -> 2.5吋 と小さく
今はSSDが肩代わりするようになってきたものの
一般的には大容量を必要とする分野では
その存在感は圧倒的です
メカを使ったものが、これほど寿命が長く
ソリッドステートな世の中で頑張っているのは
何か団塊の世代の踏ん張りを彷彿とさせます
HDDはその基本的な構造はあまり変わっていないのに
記録密度を上げるためのイノベーションを
何度も何度もしてきました
団塊の世代も自己変革を重ねながら生き延びてきました
そう遠くない将来にHDDはその幕を閉じるとは思います
しかしその日まで、生涯現役でいて欲しいと思います
航空科学博物館
Museum of Aeronautical Science
零式戦闘機のコックピット