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2019/05/02

人生においていくつかの井戸を掘る

振り返って
自分は井戸をいくつ掘れたのか
まず、学生の部活を通して音楽関連でアメリカ人流の言い方をすれば
フルーティストでありサクソフォニスト、ギタリスト
しかしスペインでは町の床屋の親父さんが結構なフラメンコを弾くと知って
断念しました
 2つ目はエンジニア
当初は「口紅から機関車まで」のレイモンドローウェイに憧れ
インダストリアルデザイナーを夢見ましたが
落ち着いた先は製品開発設計と生産技術者
その延長でPCプログラマーもカジリました
 3っつ目はフューネラルディレクターです、20年ほど前に資格を取るチャンスがあって、定年過ぎてから資格が活きました

今でもこの3っつは続いています
それなりに人生を豊かにしてくれています
毎日毎日少しづつ井戸を掘っていれば、自分の周りの人の
喉を潤すくらいの水は掘り当てられるのではないかと思っています

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館

ダットサン フェアレディ SP310型(1963年・日本)
 Datsun Fairlady Model SP310 (1963, Japan)
日本でで初の本格的なスポーツカーとして登場
ブルーバード312型と同じシャシーを使用し
スマートなボディに直列4気筒OHVエンジンを搭載
今でも時折町で実車を見ることがあります
写真よりも美しいのでびっくりします



2019/05/01

令和とは

令和については様々なサイトで紹介されています
この響きも慣れてしまえば違和感なく受け入れるのでしょうが
果たして令和の世代はどんな世の中になるのでしょうか
日本を取り巻く情勢は極めて厳しいものがあります
世界中に戦争の火種は尽きません

しかし令和の和に期待したいものです
和は日本の調和を重んじる精神が込められています
しかし何もしない当たり障りのないことが調和ではありません
調和を保つには努力が必要です
 同様に世界の平和もそうです
積極的に専制的な勢力拡大の意図を持った国に対して
何もせずにいることは、悪の増長を許すことです
それはさらなる不幸な人々を増大させてしまいます

東京のペットたちを見て思いました
比較すべきではありませんが
北朝鮮の圧政に苦しんでいる人々から見ると
大きな矛盾を感じてしまいます
本来、霊長類である人間は他の動物たちよりも
大いなる自由を有した幸福な状況にいてしかるべきです

北朝鮮のような一握りの階級の人々の贅沢のために
多くの人々の犠牲があるというのは大いなる悪です
日本も他国の人々の幸福のために何かをすべきではないでしょうか

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館



ホンダ S500 AS280型(1964年・日本)
 Honda S500 Model AS280 (1964, Japan)
最初のモデルはディファレンシャルギアから
チェーン駆動で後輪に動力を伝えるという
バイクメーカーの特色がありました
エンジンもDOHC水冷4気筒
のちのライバルのトヨタスポーツ800の
空冷水平対向2気筒とは好対照でした

Toyota Sports 800 Model UP15 (1965, Japan)

こちらが
HONDAS500の発展型HONDAS800の
よきライバル
トヨタ スポーツ800 UP15型(1965年・日本)
 Toyota Sports 800 Model UP15 (1965, Japan)
軽量、低空気抵抗のスタイルで
レースでも燃費が10Km/Lを記録したという


2019/04/30

宇宙島の少年ケン

土星の輪の秘密
火星の衛星フォボス
小学校の時学校図書館にあったSF小説を読み切った覚えがあります
挿絵もありワクワクしたものです
それ以前にも年上のいとこから戦時中の「少年冒険王」や「少年倶楽部」
などをもらって旧仮名遣いの雑誌を読みました
その中で一つ印象的に覚えているSF連載の1シーンです
主人公が塔に擬したロケットで宇宙空間に行った後無重力状態になります
そこで珈琲を飲もうとするとカップの中には収まっておらず
珈琲が空間に浮かぶわけです
主人公が動くとそこに負圧が生じて珈琲が主人公をおいかける
という立て付けで
実は、依然占いの老婆から予言されていた「珈琲に追われる」のことだったと気が付く
というストーリーでした

本を読む習慣をつけることができたのは
自分の人生の助けになっていると思います
小学校の時漫画から文字ばかりの本を読もうとしたときは苦痛でした
その本の中に数頁だけ入っている挿絵のところに行くまで忍耐して
挿絵を見ることができたときは砂漠で出会ったオアシスの気分です

現代は映像文化ではありますが、読書なりの効能は否定できない気がします
何とかこの文化が風化せずに残ってもらいたいものだと思います

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館


 トヨペット コロナ RT50型(1965年・日本)
 Toyopet Corona Model RT50 (1965, Japan)
日本でで初めてハードトップとして製品化した

センターピラーのないスタイルは優雅でした
このモデルでコロナブランドが確立された気がします

2019/04/29

人生は一枚のチャートを書いたときに変わった

もう20数年前になりますが
転職してサービス業の現場にいました
入社するときにその会社のお役に立てることの一つに考えていたIT関連のところで
当時いた職場の情報処理の構想を一枚のフローチャートにしました
それを当時の上役に見せたのですが、現場の仕事は半分にしてそちらにかかれと言うことになったのです
自分より一回りも若い先輩上司からは
うちの会社はそんなことで骨を折っても見返りはないから、するだけ損だよ
と親切な忠告をいただきました
しかし見返りとかが欲しいわけではなくその会社で必要だと思って始めたのです
結局その後、予算もつけてもらって本格的に取り組むことになり
本社の該当セクションに移りました
そこで定年までの10数年会社のお金を使って好きな仕事をできました

結局何が言いたいのかというと、まず自分の強みを生かして与える
先に与えると、それが返ってくるという法則です
しかし今の風潮として、先にもらうこと、もらったら○○をします
となっているのかなと思わざるを得ません
伝統的な日本のおもてなしは前者の精神
欧米のチップの習慣は後者の精神を象徴している気がします

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館


トヨペット クラウン RS41型(1963年・日本)
 Toyopet Crown Model RS41 (1963, Japan)
クラウン2代目
ラジエーターグリルデザインはTの字を象徴している
ボンネット、トランクを完全にフラットにしてすっきりしている
このモデルから幅を広げV8エンジンを積んだクラウン8が派生した


2019/04/28

解があることが分かっている問題は解けるが解があるかどうかわからない問題は難しい

人生は一冊の問題主であって
自分に解けない問題は与えられない
という考え方があります

確かに私にはチベットやウィグルの悲惨な状況を何とかしろ
という自分の能力を超えた問題は与えられていません
しかし、自分の周りに目をやると問題だらけ
そこで改めて何が問題かを箇条書きし3っつのグループに分けます
・手を付ければいいこと
・時間がたたないとできないこと
・自分が解決すべきでない問題か

平常では小さな問題を大きく悩んでいますが
人生の途上では大きな問題が何回かやってきます
その時、知恵を尽くして
先人が同じような問題を解いていないか
一般的にはどのように解決しているのか
など、客観的に問題を見極めることが大事でした

一時的には失望と絶望がやってきますが
じっと耐えて何か握ってしまっているものを放すことで
問題がなくなることさえあります

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館


日野 ルノー PA62型(1962年・日本)
 Hino Renault Model PA62 (1962, Japan)
日野自動車がルノーと提携して生産を始めたモデル
この小さなボディでタクシーにも使われたという
フランスらしいスタイルのRR車です

2019/04/27

高三で会得したこと(2)

夏休みに学校にプールが設置され、2学期に入って
体育がプールになりました
それまで泳ぎはチャレンジしても
平泳ぎの潜水専門、息継ぎができなかったのです
しかし授業で陸上部の級友が泳げないと知って
運動バリバリの彼が泳げないと???ショックでした
なら自分が泳げないのは当然だと阪奈自信をつけ
体育の教諭から背泳で顎を引いて手足を動かせば大丈夫
と言われ、できてしまったので これも自信になりました

大事なことはやってみること、他人との比較でなく
今までの自分より向上したかどうか
いろいろな意味で高校三年生は重要な年であったなと
思い返しています

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館


プリンス グロリア スーパー 641型(1964年・日本)
 Prince Gloria Super 6 Model 41 (1964, Japan)
プリンス自動車工業がトヨタや日産と
2リッタークラスの乗用車で競い合ってた時代
2代目グロリアに、国産の市販車としては初の
OHC6気筒エンジンを搭載し1963年発売した
メッキの部分が一番多かったという印象です
ボディーに稜線を付けたデザインは
コルベアに影響されたのではないかと思います

2019/04/26

高三で会得したこと(1)

高校三年、理系のクラスなのに1学期中間期末の数学が0点
こりゃダメだと坊主にしました
なぜか数学は赤点にはならなかったのですが
日本史は赤点で補講

夏休みに合宿講習会みたいなものには参加できるような余裕はないので
もっぱら学校に通い残留組と一緒に勉強してました
その時、数学が0点になった原因を突き止めると
数Ⅰの授業の時何かの加減で学校を休んでいたことに気づきました
因数分解ができなかったのです
それで学友にその解き方を教わってやってみますと
なんだこんなことだったのか
 と 苦手な数学が好きになったのです

そうすると自信がわいて物理も好きになりました
化学は苦手だったのですが、自分は機械工学課を目指していたので
問題ではなかったのです

やればやっただけの成果が出るのだ という実体験が大きかったです
その後の自分のファンダメンタルな部分を作ってくれた気がします

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館


トヨペット コロナ モデルPT20(日本 1960)
Toyopet Corona model PT20(Japan 1960)
当時コマーシャルで崖から落として
一回転させて走り去るシーンが印象的でした
前のモデルのズングルスタイルから一転
きれいなすっきりしたモデルになりました



Bugatti_type_50_coupe

 この年になってIllustratorに挑戦 いろいろ戸惑って 思うようには捗らず しかし操作しなければ慣れず 試行錯誤しながらのサンプルです