関東方面の地方にいたときのことです
当時市役所に書類を出しに行く機会が良くあって
待ち時間の間職員の方々を眺めていると
いつも誰かしらボーっと立っていています
何をしてるのかなと良くみていると
机の合間に通している小さなコンベアで運ばれてくる書類を
振り分けている様子です
作業改善としては空いている時間を「見える化」するために
何も仕事がない時は動かずそのまま立っていてください という手法はあります
しかし何度も見ているとそんな風はなくだんだん腹が立ってきました
立っている人に対してではなくそのセクションの責任者に対してです
何という非人間的なことをさせているのだろう
わざわざ一人置いて振り分けなくても、コンベアの近くにいる人が
書類が来たら手を止めて書類を振り分けてやればよいと思われるし
大体広くもない空間にコンベアを置く必要があるのだろうか
誰かの浅知恵では始まった作業効率化なのかどうかわかりませんが
こういう状況に役所の誰一人として気が付かないのが不思議でなりませんでした
人間はロボットではありません、書類がバンバン流れてきて内容を瞬時に判断して
振り分けるような感じなら納得ですが、1・2分に一部しか流れてこないような
ただただ突っ立っているだけが仕事、拷問みたいなものに見えました
今年日本ラグビーが8強まで入ってきました
強くなった要因はいくつもあるのでしょうが二人のコーチが夫々
「自主性」と「自分の頭で考える」という事を熏習したからだとの解説に納得しました
人から言われたことだけするような、あるいはさせるような仕事は
やっている当人は責任を感じません、自分の頭で考え自由な意思で行動するから
その結果に責任が負えるし負わなければならないと私は思います
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