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2019/03/20

人は何も持たずに生まれ、還る時も何も持っていけない

終活ならぬ来活をしているわけですが
前提条件があります
来世がある、死んでも終わりじゃない

「死んでもおしまい ではなかった」大島祥明著
という本があり繰り返し読みました
ご本人が2000件余りの体験をまとめた本で
自分としては納得感のある本でした

古今から言われていることではありますが
確かに証明できるものではないでしょうが
しかしないことを証明した人もいません
古くからの伝承とか諸々考えてみても
来世が無いと考えるより、有るという考えの方が
自然で合理的です

死んだときには自分の肉体さえも持っていけないわけですから
それまでに整理できることは少しづつ心がけていこうと思った次第です

TOYOTA Automobile Museum
フォルクスワーゲン "輸出仕様" (1951年・ドイツ)
Volkswagen "Export" (1951, Germany)
言わずもがなのカブトムシ(BEETLE)
フェルディナント・ポルシェが設計
1938年にプロトタイプを完成
1949年にアメリカへ初輸出
戦後のドイツ復興の原動力となった
ドイツ流合理的な車であり
フランス流超合理的なシトロエン2CV
と比較すると面白いです
自分としては2CVが好みですが

2019/03/19

人前で、愛する者へのシカト、どこから来ているのか

自分にはしょうもない傾向性があって
これが家庭不和を決定的にした感があります
なぜか天邪鬼なところがあって
人前では身内を無視するような態度をとってしまいます

こういうのは自分の過去世によって形成されるように思えるので
いろいろ想定してみました

①武士などをやっていて、人前では感情を一切ださない様にしていた
②やはり戦国時代のような時期にあって
 人前では身内と一定の距離をとる習慣があった
などなど、何も根拠はありませんが

しかし過去世より現在どうするかが大事です
努力してこの傾向性を打ち消すようにしてきました
性格は変えることができます
時間はかかりますが、本当に変えたいと思って続けたら
変わっていきます
大事なことは、心底から変わりたいと思うことです

TOYOTA Automobile Museum
プジョー 402 (1938,フランス)
Peugeot 402 (1938, France)
戦前のフランスを代表する高級実用車
フランスらしい優美さと個性を持っています

2019/03/18

中学校・学窓の淡い思い出

中学校時代、もう半世紀以上前のことになるわけです
3年の頃だったのか、いつも終業間際に教室の窓からグランドを見ていた
どんな感じの女の子か覚えていないのですが、気になる子がいたようです
そんなことが続いていていよいよ卒業を迎えたとき
その子から呼び出しがあり、話を片言した覚えがあります
当時は初心で、真っ赤になりながら、結局断ったような感じに終わりました

後で考えて、その子にすまなかったという気持ちと、惜しかった
と後悔しています
現代のような時節ではないので当時付き合うといっても
文通になったのでしょうが

淡い淡い思い出です


 TOYOTA Automobile Museum
シボレー マスター シリーズDA (1934年・アメリカ)
Chevrolet Master Series DA (1934, U.S.A.)
構造的には未熟ででしたが
前輪独立懸架を備えた画期的なモデルです
因みに後ろに見えるのは
ロールスロイス 40/50HP ファンタムIII (1937年・イギリス)

2019/03/16

ドイツとスエーデン

スエーデンは北欧の小さな国ながら昔から工業が優秀でした
サーブドラケンのようなジェット戦闘機から前輪駆動のサーブ車
VOLVO車、スカニアの大型車など優れた性能を持ってました
スエーデン鋼という名があるほど素材料も優秀だったようです

民族的にはドイツ人と同じゲルマン民族なのですね
その優秀な工業製品から何かドイツに通じるものを感じていたのですが
ある意味納得しました

工業製品はヨーロッパアメリカで発展して拡散したのですが
車などにはその国ごとの個性が出て興味深いものがあります
ただ個人的には近年そうした個性が薄まってきたような気がします

TOYOOTA Mobile Museam
デ ソート エアフロー シリーズSE(1934年・アメリカ)
De Soto Airflow Series SE (1934, U.S.A.)
流線形な外観だけでなくあらゆる点で画期的だった
エンジンを前車軸の真上に置いて重量配分を変え
乗り心地のいいキャビンを提供
現代のモノコックに近いボディ構造など
但し進歩過ぎて営業的には成功しなかった

2019/03/15

感謝するには努力がいる

感謝って難しいですね
「ありがとう」という言葉は出ても
本当に感謝になっているか
環境は今現在が続くとそれが当たり前になって
それより良くなれば感謝するけど、悪くなると愚痴になります

40代半ばで痛感したことですが、離婚状態になって
不幸感覚が非常に強かった時期があります
相手を恨む気持ちは消えて整理できてはいたのですが
自分に対して「人生失格」みたいな気持ちは消えていませんでした
そのころある二人の女性から気づきをいただいたんです
夫々時間をおいてしかも関連のないシチュエーションでした
ご主人に先立たれお子さんを育てているAさん
 「私と結婚してくれただけで有難かったんです」
御主人は健在ですが100%自由に時間を使えないことを嘆いたBさん
「いけないいけない!、私と結婚してくれただけで感謝しなければ」

しばらくしてからこのお二人の言葉から気づいたのです
「自分と同じ年齢で、結婚せず独り身の方もいる
ー>自分は結婚して不和になったこの1年強の間だけ不幸だっただけではないか
それまでの10数年間幸せだった
それに今は不幸になったのではなく、0になっただけ・・・・

いつも何もない状態から考えると感謝ができます
もともと生まれたときは何も持ってなかったのだから


TOYOTA Automobile Museum
トヨダ AA型乗用車 (1936年・日本)
Toyoda Model AA "Replica" (1936, Japan)
このころはトヨダと濁っていました
純国産の3.4L 65Hp 直6エンジン
こちらは展示場内にあるベージュのタイプAAです

2019/03/14

スイカの種と盲腸炎

小学校のころ、些細なことで落ち込んだり、自己否定に入ったりしていた
当時家は貧乏で、つましやかな生活をしていました
遠足の日、当時高価だった魔法瓶を持ってきた学友がいて
自分が教室の中を駆け回っていた時落として割ってしまい
自分で謝ることもできず、家で言うこともできず悶々として
子供ながらに自殺で贖おうとまで考えたことを思い出しました

また家には良く社会人になった従兄たちが何かときてにぎわっていた
細かいことは忘れたがブドウかスイカの種を従兄に食べさせてしまった
その数日後従兄が盲腸になって入院したと聞いて、自分の所為だと思って
罪悪感が消えなかったこともありました

今考えると小さい時というのは大人が想像できないようなことで
悩んでいるかもしれません
大人であっても本人がどのようなことで悩んでいるかわからないことも多い
他人を理解するというのはずいぶん難しい事だと思います

TOYOTA Automobile Museum
シトロエン 11B(1937年・フランス)
Citroen 11B (1937, France)
シトロエンはFF方式を導入したことで低重心なボディ
ワイドトレッドやモノコックボディ、前輪独立懸架など
斬新かつ独創的なメカニズムを採用

私も中高の頃にこの車をよく見かけ
その地を這うような走り方
発信の時にテイルがグッと沈むような
そうした姿に憧れたものです

2019/03/13

人生の貸借対照表

病院に入院した時も自分を振り返る時間が持てましたが
普段折々に、思い出したときに懺悔してます
その当事者に直接謝る機会はありません
しかしその人が目の前にいるような気持ちで謝ります

先々日ですが突然携帯に以前仕事でお世話した方から電話があり
「いろいろ振り返っていたのだけれど、3年前失礼な態度をとってしまったことが
心にひっかかっていることに気が付き電話をしました」
と謝られました
私自身はすっかり忘れていたのですが、改めてその方を見直しました

おそらく自分自身気が付かずに人を傷つけていたことが山のようにあるのではないかと思います
思い返してそのことに思い至ると、同じ轍は踏まなくなります
逆に自分が無心に一所懸命他人のために何かをしていたり
大勢の方のお役に立とうと純真に行動していたりすることを思い出せたら
それは宝です

こうして借り方・貸し方を付けてみたら貸借対照表の負債が勝っているかなと思わざるを得ません
残された人生で逆転できるのでしょうか
還るまでには負債は帳消しにしてしまいたいものです

TOYOTA Automobile Museum
左 ダットサン 11型フェートン (1932年・日本)
Left : Datsun Model 11 Phaeton (1932,Japan)
このダットサンはダット自動車で生産された150台のなかの1台
現存する最古のダットサン(まだ日産に商標が移る前)
右 筑波号 東京自動車製造株式会社製(1935年・日本)
Right : Tsukuba (1935, Japan)
国産初の前輪駆動車

いま、日本の民主主義の大きなターニングポイント続

 昨17日の兵庫県知事選挙の開票と同時に斎藤氏の確定が出ました。 本日18日の集計結果を見ると下表のようになります。 斉藤氏の票がすべて浮動票でほかの候補者がすべて組織票であったと仮定すると 投票率55.7%が53%に下がると接戦52.5%では落選になってしまう。 計算して改めて...