その前の年にクラスの仲間と海水浴に泊りがけでいったので
資金を作ろうとアルバイトに励みました
しかし私には声がかからず、ほかに行く当てもなく
悶々とひと夏を過ごしたことがありました
夏休みが終わって新学期が始まっても気持ちの上で不完全燃焼感が半端なく
ヤル気が出るまで時間がかかったような記憶があります
今振り返ると自分はコミュニケーションが得意ではなく
経済的なゆとりもなかったので仲間の付き合いも密でなかったように思います
仲間からの誘いがなかったことにガッカリはしましたが
それを根に持つようなこともなかったと思います
夏というのは太陽も高く、暑く、体内には熱くエネルギーが貯まっているものです
それを出す機会がないと、夏の終わりにこんなにも寂寥感が漂うものなのだと
思い知りました
日本では四季が明確にあります
この季節感というものが日本人の特性を生み出している要素の一つなのでしょうか
夏は暑くて汗が吹き出し、木陰がないことを恨んでも
冬は凍えるような寒さに震えて身をすくめても
春秋の丁度よい日々がわずかであっても
やはり毎年 春夏秋冬がある日本に生まれてよかったな
とつくづく思います
HINO AUTO PLAZA
ジオラマ トレーラーバスT11B+T25型(昭和22年)
ジオラマ チヨダTX35型トラック(昭和7年)
0 件のコメント:
コメントを投稿