その後カセットテープが台頭してきました
カセットテープは小型で、巻き戻しの必要もなく交換でき
技術の進歩で音質もどんどん良くなりました
しかし今どきの世代には、何を言っているかわからないでしょう
当時は再生にはレコード盤が全盛で、その再生にも
アームやカートリッジ、ターンテーブルの機械精度が物言う時代でした
今はデジタル化で確かに音質やSN比、ワウフラッターなどの
スペックでは雲泥の差ではあるのですが
音の遅延や無機質な感じは少々抵抗があります
デジタルテレビの時代になってもラジオが廃れないように
こうしたメディアも全盛を過ぎてもどこかで生き残っていくのかもしれません
そういう意味ではオーディオマニアのしぶとさは大したものです
未だに重いターンテーブルにデリケートなアーム
機械的に刻まれたレコード盤の溝を辿るカートリッジからの信号を
真空管アンプで増幅し、きれいなカーブを描いたホーンスピーカー
などが生き残っています
趣味は効率とは関係ないものの様です
私も72回転の蓄音器から現代のハイレゾ音源を使ったシステムまで
見届けてきたことに
感銘を受けます
これも新幹線から時々に撮った写真ですが
同じようなポイントで撮影したものを並べてみました
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