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2019/04/30

宇宙島の少年ケン

土星の輪の秘密
火星の衛星フォボス
小学校の時学校図書館にあったSF小説を読み切った覚えがあります
挿絵もありワクワクしたものです
それ以前にも年上のいとこから戦時中の「少年冒険王」や「少年倶楽部」
などをもらって旧仮名遣いの雑誌を読みました
その中で一つ印象的に覚えているSF連載の1シーンです
主人公が塔に擬したロケットで宇宙空間に行った後無重力状態になります
そこで珈琲を飲もうとするとカップの中には収まっておらず
珈琲が空間に浮かぶわけです
主人公が動くとそこに負圧が生じて珈琲が主人公をおいかける
という立て付けで
実は、依然占いの老婆から予言されていた「珈琲に追われる」のことだったと気が付く
というストーリーでした

本を読む習慣をつけることができたのは
自分の人生の助けになっていると思います
小学校の時漫画から文字ばかりの本を読もうとしたときは苦痛でした
その本の中に数頁だけ入っている挿絵のところに行くまで忍耐して
挿絵を見ることができたときは砂漠で出会ったオアシスの気分です

現代は映像文化ではありますが、読書なりの効能は否定できない気がします
何とかこの文化が風化せずに残ってもらいたいものだと思います

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館


 トヨペット コロナ RT50型(1965年・日本)
 Toyopet Corona Model RT50 (1965, Japan)
日本でで初めてハードトップとして製品化した

センターピラーのないスタイルは優雅でした
このモデルでコロナブランドが確立された気がします

2019/04/29

人生は一枚のチャートを書いたときに変わった

もう20数年前になりますが
転職してサービス業の現場にいました
入社するときにその会社のお役に立てることの一つに考えていたIT関連のところで
当時いた職場の情報処理の構想を一枚のフローチャートにしました
それを当時の上役に見せたのですが、現場の仕事は半分にしてそちらにかかれと言うことになったのです
自分より一回りも若い先輩上司からは
うちの会社はそんなことで骨を折っても見返りはないから、するだけ損だよ
と親切な忠告をいただきました
しかし見返りとかが欲しいわけではなくその会社で必要だと思って始めたのです
結局その後、予算もつけてもらって本格的に取り組むことになり
本社の該当セクションに移りました
そこで定年までの10数年会社のお金を使って好きな仕事をできました

結局何が言いたいのかというと、まず自分の強みを生かして与える
先に与えると、それが返ってくるという法則です
しかし今の風潮として、先にもらうこと、もらったら○○をします
となっているのかなと思わざるを得ません
伝統的な日本のおもてなしは前者の精神
欧米のチップの習慣は後者の精神を象徴している気がします

TOYOTA Automobile Museum
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トヨペット クラウン RS41型(1963年・日本)
 Toyopet Crown Model RS41 (1963, Japan)
クラウン2代目
ラジエーターグリルデザインはTの字を象徴している
ボンネット、トランクを完全にフラットにしてすっきりしている
このモデルから幅を広げV8エンジンを積んだクラウン8が派生した


2019/04/28

解があることが分かっている問題は解けるが解があるかどうかわからない問題は難しい

人生は一冊の問題主であって
自分に解けない問題は与えられない
という考え方があります

確かに私にはチベットやウィグルの悲惨な状況を何とかしろ
という自分の能力を超えた問題は与えられていません
しかし、自分の周りに目をやると問題だらけ
そこで改めて何が問題かを箇条書きし3っつのグループに分けます
・手を付ければいいこと
・時間がたたないとできないこと
・自分が解決すべきでない問題か

平常では小さな問題を大きく悩んでいますが
人生の途上では大きな問題が何回かやってきます
その時、知恵を尽くして
先人が同じような問題を解いていないか
一般的にはどのように解決しているのか
など、客観的に問題を見極めることが大事でした

一時的には失望と絶望がやってきますが
じっと耐えて何か握ってしまっているものを放すことで
問題がなくなることさえあります

TOYOTA Automobile Museum
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日野 ルノー PA62型(1962年・日本)
 Hino Renault Model PA62 (1962, Japan)
日野自動車がルノーと提携して生産を始めたモデル
この小さなボディでタクシーにも使われたという
フランスらしいスタイルのRR車です

2019/04/27

高三で会得したこと(2)

夏休みに学校にプールが設置され、2学期に入って
体育がプールになりました
それまで泳ぎはチャレンジしても
平泳ぎの潜水専門、息継ぎができなかったのです
しかし授業で陸上部の級友が泳げないと知って
運動バリバリの彼が泳げないと???ショックでした
なら自分が泳げないのは当然だと阪奈自信をつけ
体育の教諭から背泳で顎を引いて手足を動かせば大丈夫
と言われ、できてしまったので これも自信になりました

大事なことはやってみること、他人との比較でなく
今までの自分より向上したかどうか
いろいろな意味で高校三年生は重要な年であったなと
思い返しています

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プリンス グロリア スーパー 641型(1964年・日本)
 Prince Gloria Super 6 Model 41 (1964, Japan)
プリンス自動車工業がトヨタや日産と
2リッタークラスの乗用車で競い合ってた時代
2代目グロリアに、国産の市販車としては初の
OHC6気筒エンジンを搭載し1963年発売した
メッキの部分が一番多かったという印象です
ボディーに稜線を付けたデザインは
コルベアに影響されたのではないかと思います

2019/04/26

高三で会得したこと(1)

高校三年、理系のクラスなのに1学期中間期末の数学が0点
こりゃダメだと坊主にしました
なぜか数学は赤点にはならなかったのですが
日本史は赤点で補講

夏休みに合宿講習会みたいなものには参加できるような余裕はないので
もっぱら学校に通い残留組と一緒に勉強してました
その時、数学が0点になった原因を突き止めると
数Ⅰの授業の時何かの加減で学校を休んでいたことに気づきました
因数分解ができなかったのです
それで学友にその解き方を教わってやってみますと
なんだこんなことだったのか
 と 苦手な数学が好きになったのです

そうすると自信がわいて物理も好きになりました
化学は苦手だったのですが、自分は機械工学課を目指していたので
問題ではなかったのです

やればやっただけの成果が出るのだ という実体験が大きかったです
その後の自分のファンダメンタルな部分を作ってくれた気がします

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トヨペット コロナ モデルPT20(日本 1960)
Toyopet Corona model PT20(Japan 1960)
当時コマーシャルで崖から落として
一回転させて走り去るシーンが印象的でした
前のモデルのズングルスタイルから一転
きれいなすっきりしたモデルになりました



2019/04/24

慈悲魔tと自己犠牲 なんとなく似て非なるもの

慈悲魔、その通り魔なのでしょう
慈悲魔というのは、相手のためというより
自分を高く見せたいために施しをする感覚でしょうか
結果相手をダメにしてしまいます
相手が今欲しているものでなく必要としているもの
これを知恵を使って与えなければならないのですが
自己満足のために場合によっては押し付けてしまう

対して自己犠牲というものは崇高な気高い香りがします
自己卑下的なものではなく大いなるもののために
自分の大事なものを捧げる
この心境は宗教的な理解ができない左翼的、唯物的な思考では
到底理解ができないのではないでしょうか

進化してきた言われる人間が
実は退化してることの証左の一つではないかと思われます

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パブリカ UP10型(1961年・日本)
 Publica Model UP10 (1961, Japan)
エンジンは異色の水平対向2気筒空冷
おそらく当初は前倫駆動を目論んだのではないでしょうか
そういう意味では中途半端になった感じはありますが
私自身は好きな車の一つです
この車から派生したトヨタスポーツ800は秀逸でした

2019/04/23

来活実感

今は元気、確かに年齢を意識はするがまだパワーもあるし健康に恵まれてます
しかし確実にカウントダウンは始まっているのだという予感はします
自分の母が98歳それから見れば20数年はありますが
こればかりは固有の時間なので自分は明日かもしれません
それまでに一つひとつ、ケリをつけられることはつけたほうが良いですね
母は、今年意識して子供たちと伴侶たちで、
最後になるかもしれない食事会をしたいと言ってきました
残念ながらどうしても一組は同伴では出られないと申告してきました
母としては気がかり、心のつかえをとりたいのでしょうが
相手の気持ちもあることなので仕方ありません

私も、今旅立つとしたら、何が心残りになるだろうと考えます
こうしてブログを書いているのもその気づきのためかもしれません
直接和解することができない人もいます
それは心の中で詫びるしかありません
直接感謝を伝えられない人もいます
心の中で伝えるとともに
ほかの誰かのために何かして差し上げたいと思います

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日産 オースチン A50型(1959年・日本)
 Nissan Austin Model A50(1959, Japan)
トヨタは独自路線、日産は英国オースティン社
いすゞは英国のヒルマン社、日野はフランスのルノー社と
提携し国産化を始めた戦後の復興期の車です
おかげでその後各社が様々な名車を生み出してきました

2019/04/22

七色光線とダビデの星 補足

これはある方から20年前くらいに教わったことです
その方は集中的にいろいろな方の心のケアをされているうちに
この図を思いついたようです
地球全体の目的課題は「進歩と調和」だそうです
まず七色のうち進歩的な色合いは 赤色 青色 銀色です
進歩なので正三角形で頂点に赤色、右角に青色、左角に銀色を配置します

調和の色合いは紫色、白色、緑色なので逆正三角形にして
右角を緑色、左角を白色、下側の頂点を紫色にして


先ほどの進歩の正三角形と重ねるとダビデの星になるわけです

そして中央に位置するのが黄色
すべての色合いを持つのが黄金色

自分のある色合いが強いと思ったらその補色の方を心がけると
心のバランスが取れるというものでした

因みに赤色は血液型のO型的
青色はA型、白色はB型、紫色はAB型的な感じのようです

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トヨペットコロナST10(日本 1957)
Toyopet  Corona Model ST10
初代ダルマ型コロナ
冬の朝この車のオーナーがフロントバンパーに
クランクを押し込んで回していたのを思い出しました
バッテリーが弱くて手動でエンジンをかけていたのでしょう
自分の好みは2代目のコロナが好きです

2019/04/21

七色光線とダビデの星

色には三原色とかあります
混ぜ合わせると様々な色合いができるのですが
人間の傾向性にも色があってそれぞれのブレンドで様々な特性になるとか
赤色 勇気や正義 秩序を壊しても押し通す
青色 知性の色合い
銀色 科学的、進歩発展的
緑色 自然 芸術的な色合い
白色 救済、医療的な愛の色合い
紫色 秩序を重んじる
黄色 以上の色特性をバランスさせた色合い
これをダビデの星にMAPしますと
こんな感じになります
ここで赤色の補色は紫色 正義感の強い人は秩序を守る面も持つとバランスします
青色の補色が白色 知性が強い人は愛の心を
銀色の補色が緑色 科学的頭脳の人は自然を愛したり芸術的な素養を持つ
そして中心が黄色 補色関係のバランスをとると中心に近づきます
自分の色合いが何か思い当たる人はその補色になるものもチャレンジしてみてください
因みに私は銀色が強いのですがギタリスト、フルーティストでもあります

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フジキャビン 5A型(1955年・日本)
Fujicabin Model 5A (1955, Japan)
フライングフェザーと同じ富谷龍一氏の設計により
富士自動車(当時、日産自動車系のエンジンメーカー)
がFRPのフルモノコック構造3輪キャビンスクーター
を販売、しかしFRPの生産技術が伴わず
85台の生産で終わってしまった

2019/04/20

見たことはまだないが信じられるUFO

UFOという言葉初めて目にしたのが小学高学年の頃だったか
あるUFOの特集冊子を親父が買ってきてくれて読みふけった
その時の想像イラストはお皿を返して中央にジェット戦闘機の風防があるような
今思えばお粗末なものでした
アダムスキー型円盤も写真はあったが、これまた作り物のような感じもしました
しかしUFOの存在はその時から疑いませんでした
この広大無辺な宇宙の中で地球だけに高等生物がいるなんておかしいでしょう
仮にいたとしても人類の歴史なんて一瞬だからそれが交わるなんて確率はない
という方もいらっしゃいます
中世の平たい地球を信じていたレベルです

むしろありとあらゆる形態、価値観を有する様々な高等生物がいると
考える方が自然です
アメリカやロシア、中国はすでにエイリアンとコンタクトをとって
何らかの密約の元、世界戦略を練っているともいわれてます
火のないところに煙は立ちません
日本もそろそろ宇宙後進国から脱しないと未来がなくなるのではないでしょうか

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フライングフェザー(1955年・日本)
Flying Feather (1955, Japan)
富谷龍一氏の思想を具体化して
住江製作所が1954年に発表
超合理的な設計思想ではあったが
200台程度の生産でその幕を閉じた

2019/04/19

GSのバイトとワーゲンとベンツと裏口入学

学生の時にいろいろバイトをしました
ある時ガソリンスタンドのバイトをやってました
東京のスタンドなので外車も来ます
ある時ワーゲン(ビートル)がやってきて
「エンジンの点検をして」とボンネットを開けた女性ドライバー
「キャーッ、エンジンがない」
またある時はベンツがやってきてガソリンを入れようとしたら
「コラーッ 軽油だぞ」 そうディーゼルだったのです
ベンツでもドイツ本国ではタクシーに使われている普及タイプの車種でした

しかしびっくりしたのは
オーナーの奥様からいろいろ聞かれていた時
大学は? 「☆☆彡〇」ですと答えたら
「裏口にいくらかかったの?」と真剣に問いただされた
正規に入るなんてことは奥様の非常識だったようです

バイトを通して一つ自信がついたのは
とにかく働けば食べてはいけるという確信でした

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トヨペット マスター RR型 (1955年・日本)
Toyopet Master Model RR (1955, Japan)
同時に発表されたクラウンのタクシー向けとしてデビュー
タクシーの主流がクラウンに移り姿を消した
自分としてはクラウンよりスマートに見えた

2019/04/18

悩みの渦中にあると視界が狭窄してしまう

自分がそうだったのですが
悩みの渦中にあると視界が狭窄し
そこにとらわれてグルグルと堂々巡りをしてしまいます
昼間はなるべく仕事に集中してそのことは考えないようにしながら
しかしトイレに入ったり一息ついたりすると急に胸がドキュンとなったりします

でも自分で何とか及第点だったと思うことが一点だけ
相手の顔を見ると自分が抑えられなくなって非難や罵声を浴びせたりしたくなるのですが
一人きりになっているときは、相手のために一番いい方向に行きますようにと
祈っていました、ただあまり時間をかけずに結論が出ますようにと
半年じっとしていれば何らかの方向性が見えてくると信じて耐えていました

こういう時やたらいろいろな人に訴えて動き回る人もいます
後で落ち着いて時に広げた分収拾をつけるのに大変なエネルギーを使います
ただひたすらじっとして時を過ぎるのを待つことも大事です
そしてなるべく周りに目をやり、関心を向け心を砕いていると
自分の悩みがだんだん小さくなるものです
人は同時に二つのことは考えられないからです

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トヨペット スーパーRHN型(1953年・日本)
Toyopet Super Model RHN (1953, Japan)
小型車規格が1500CCに拡大され
パワーアップしてタクシーキャブ
「神風タクシー」として名を馳せた

2019/04/17

必ず貧乏になれる五つの心

幸せになるのは実にシンプルなのですが
実に難しいのかもしれません
まず 心から幸せになりたいか
ならば捨てることができるか

まず幸せになるには豊かな心にならなければなりません
必ず貧乏になれる五つの心 これを捨てなければいけません
1 ケチな心
 何かと他人にケチをつけたくなるものです
 しかし、他人から何も学ぶことができません
2 卑怯な心
 他人や環境の所為にする心は卑怯な心です
 自己変革の道を閉ざします
3 臆病な心
 60点か70点なら勇気を出してまずやってみましょう
 恐怖心は悪いことを引き寄せてしまいます
4 持ち越し苦労
 過去の傷を、恨みを捨てなければいけません
5 取り越し苦労
 まだ起きてもいないことを悩んでも仕方がありません
 対策を考えたら後は起きてから実行すればよいのです

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トヨタ ランドクルーザー FJ-25L型 (1957,日本)
Toyota Landcruiser Model FJ-25L (1957, Japan)
英語の「Land(陸)」と「Cruiser(巡洋艦)」
を結合した車名「陸の巡洋艦」
4輪駆動のほか、警察パトロール用に後輪駆動も
用意された

2019/04/16

タラレバの幸福はない

もし・・・だったら 幸福だ
・・・なら 幸福だ
・・・してくれれば 幸福だ
というのは結局幸福になれないでしょう

自分の経験でも、環境自体何も変わっていないのに
不幸のどん底から、至福の思いに変わる経験をしました

何もせずにそうなったわけではありませんが
自分の考え方、思いを変えられたからです
条件付きの幸福は実現しても一過性のものです
すぐそれが当たり前になってしまって幸福感は薄れていきます

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スズライト SL型(1957年・日本)手前
Suzulight Model SL (1957, Japan)
この時代すでにFF方式を採用
このSL型はリアに大きなドアを持った商用ライトバン
のちに真逆のRRレイアウトになりますが
後世ヒットしたスズキアルトの原型かもしれません

三菱 500 A11型(1961年・日本)奥
Mitsubishi 500 Model A11 (1961, Japan)
国民車構想に対応して三菱が送りだしたモデル
性能的にも価格的にも優れていたと思われるのですが
軽自動車の枠を超えていたためヒットには至りませんでした

2019/04/15

こんな嫌な奴と思う伴侶を子供たちは違った目で見てる

これは分かれた元奥様が感想で洩らしていたことですが
私の愚痴を子供に言ったとき子供はそれに同意しなかった
あんな夫でも(私のことですが)子供から慕われていると気づいて
ショックを受けたようです
職場でも、サークルでも、あんな嫌な奴がいるのかと思いますが
その人が家庭を持っていたり、友人が居たりするのをみると
その人のいいところを見ている人が居るわけです
自分がその人の良いところを見抜けてないだけなのですが
そうはなかなか思いたくないものです

その人の良いところを発見すると、なぜか相手が変わってきます
相手を変えようとしてもできません

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トヨペット クラウン RS型(1955年・日本)
Toyopet Crown Model RS (1955, Japan)
トヨタは純国産方式を押し通し
1955年にトヨペットクラウンRS型を発表した
今でも時折見かけますが
手入れの行き届いたメタリックのクラウンは
なかなか高級感があります


トヨペット クラウン RS20型(1960年・日本)
Toyopet Crown Model RS20 (1960, Japan)
こちらはTAXI仕様のもののようです


2019/04/13

操車場の陸橋で

小中学校の頃
夜、悲しくなったり、落ち込んだりしたときに
当時東洋一という国鉄の操車場に自転車で出かけた
夜のしじまの中に浮かぶサーチライト
貨車を編成する機関車や貨車の音
操車場を渡る陸橋から見下ろす光景に何度も慰めてもらった
頬を涙が伝って
一人自転車のハンドルを握って立ち尽くしてた

今思うと、
どんな悲しみがあったのか
どんなことで落ち込んだのか
何も思い出せない
しかし操車場の斜面に仰向けになり
星を見つめ
その広大無辺な宇宙に思いを馳せ
なんて自分の心は狭いのか、小さいのか
もっと大きな心を持ちたい
と願ったことだけは覚えてる

TOYOTA Automobile Museum
トヨタ自動車博物館


 
ジャガー XK120 (1951年・イギリス)
Jaguar XK120 (1951,U.K.)
イギリス流のスタイル
ジャガーの面目躍如
車名の「XK120」はエンジン型式名XK
と公称最高速度120マイルを意味します









2019/04/11

どんど焼きと裏山の高い煙突、お堀の赤い靴、ヒヨコがね

なんだろう
就学前の記憶が断片的に残ってる
多分2歳~3歳
ラジオから聞こえてた「歌のおばさん 安西愛子」
今調べてみたら2017年7月7日の報道で6日に100歳で死去とあった
「ヒヨコがね・・・」「めだかの学校」

田舎にいたときの記憶はまだある
城跡のお堀を母と歩いていて、自分は男の子なのに
赤い靴が欲しいと言って後でからかわれたり
裏山から歩いて帰る途中に焼き場の大きな煙突から煙が立ち上っていた
焼き場が火葬場だということはずいぶん後になってから知った

雪が深くて、隣のうちに移動するのも雪のトンネルを通ったり
畑でどんど焼きが始まり、家に駆けこんで知らせたり
宮型の霊柩車を見かけて、視界から消えるまで見ていた



 TOYOTA Automobile Museum
メルセデスベンツ 300SL クーペ(1955年・ドイツ)
Mercedes-Benz 300SL Coupe (1955, Germany)
世界初のガソリン直噴エンジン搭載車
レーシングカーをベースとした鋼管スペースフレーム構造
を採用したためガルウィングのドアになったとか

2019/04/09

畦(あぜ)道のイタズラ

現在ではあぜ道など知らない人が殆どなのでしょうか
小さい時、今では都会ですが、当時近くを走る電車は2両編成
乗降用のドアは前後しかなく、朝の通勤時はあまりに混んでいてドアが閉まらず
乗客がいつもドアからはみ出してぶら下がっていた
その線路のそばには蓮の池がありそこに耐え切れなくなった通勤客が
落ちたという話を聞いた覚えがあります

その周りは田んぼがあって、あぜ道があるわけです
そこで道の両側の草を結んで足を引っかけたり、落とし穴を作ってイタズラをしてました
またお祭りの夜など懐中電灯などなかった時代ですので(あっても高価)
空き缶を加工して小型の携帯行灯を作ったりしました
空き缶の底を太い釘でいくつもの穴をあけ、胴体にはローソクを立てる釘を一本固定
長めの針金で手で下げられるようにしたものです

実際使える代物だったかどうかは今となっては定かではありませんが・・・

TOYOTA Automobile Museum
フォード サンダーバード(1955年・アメリカ)
Ford Thunderbird (1955, U.S.A.)
スポーツカーではなく、パーソナルカー
GMのコルベットに比べて乗用車的な快適さを備えており人気を博した


2019/04/08

ザウルスとスマホ

手帳がいらなくなるかと思ってsharpのザウルスを購入してみたことがあります
しかし、思うようにはならず、実用的な領域には達していませんでした
手書き入力や、システム手帳ばりの機能
狙いはいいのですが、いろいろな意味で能力不足でした
アップルからもPDAが出ましたが、使えるようになったのは
アイフォンからです
操作性が圧巻、それまでのPDAやPCからは味わうことのできないものでした
CPUがそれだけの性能を持つようになってきたのでしょう

今自分はアイフォンを使用
今にして初めて手帳いらず、電卓いらず、おまけに電話もできる

思えばWindows1.XやWindows2.Xなどを物珍しさにインストールしたりした記憶があります
設定の労力も半端ではない上に動作はトロトロ、
結局、頭でっかちで運動神経や筋力がなかったのでした

人間も同じですが、いくらいいことを思いついたりしても
足腰が伴わないといい結果は得られません
PCやスマホもやっと足腰が伴って手帳を大きく引き離した
存在になってきたのを痛感します

TOYOTA Automobile Museum
シボレー コルベッ ト (1953年・アメリカ)
Chevrolet Corvette (1953,U.S.A.)
ルート66のドラマに出てきたのは
1960年ごろのツインヘッドライトのタイプ
アメリカ製の代表的なスポーツカー


2019/04/07

桜自動車と花吹雪

今年も、もう桜が散り始めました
仏教では蓮の花が教えの象徴として登場しますが
蓮は小乗を表しているような気もします
孤高の気高さがあって足元を見れば泥沼です
この泥沼は娑婆を意味しているかもしれません

対して桜は大乗、沢山の花びらを咲かせたかと思うと
その散り際はお見事、お役目が終わったら執着なく散ります
武士道の心意気も感じます

昔、在籍した製作所の駐車場が桜並木を擁していて
このシーズンは出社するのが楽しみでした
しかし散り始めて雨でも降ると車に花びらが張り付き
桜自動車そのものでした
あるいは陽だまりに置いてあって少し涼めようと
外気を入れるファンを回すと車内は花吹雪
後の掃除の大変さは忘れてサプライズに酔いました

TOYOTA Automobile Museum
ポルシェ 356 クーペ(1951年・ドイツ)
Porsche 356 Coupe (1951, Germany)
何といってもポルシェ
このころはVWBeetleのパーツを流用してました
今のポルシェもスーパーカーも
このころから見ると何か近づきがたいものに
なってしまってます




2019/04/06

老眼のショック

40代後半の時、ある日突然地図が見えなくなりました
夜の運転で目的地に行くのに室内灯では見えずヘッドライトにかざしました
翌日朝目を覚ますと、何かおかしい、目がかすんでます
2~3日過ぎてやっと老眼なのかなと気づいたのです
とにかく突然やってきました、それまで支えていたつっかえ棒が
外された様な感覚でした

それから何とか取り戻そうとトライ
資格試験を控えていたのでメガネは購入
しかしなるべく眼鏡をかけずに目を凝らしたり
より目にしたり、自己マッサージしたり
自分の目に、まだこれからも本を読んだりしたりので
頼むよ~みたいな

不思議なことに2~3か月頑張ってると少しづつ回復してくる感じ
今現在でも老眼ではありますが、大きい字の本を買ったり
部屋の照度を上げたり、どうしても見えない時はルーペを使って
普段は眼鏡をかけずに済み、あまり不自由にはならずに済んでます

今どきのスマホは簡単に拡大できるので重宝です
スマホ自体をルーペ代わりにもできますし・・・・

TOYOTA Automobile Museum
MG ミジェット タイプ TC (1947,イギリス)
ライトウェイト・スポーツカーの先駆け
今はマツダロードスターが担っているのでしょうか

2019/04/05

PPKを目指して

ごく最近知人が突然亡くなりました
心臓疾患であったが生前特に悪かったわけではないとのことでした
何事もなく元気で活動していた方が突然亡くなるというのは
ご遺族にとってはショックであります
しかし、当人にとってみれば、長患いをする苦しみもなく
体も不自由になる前に逝けるわけで、幸福かもしれない
私もPPK(ピンピンコロリ)で去りたい思っております

ただ当人が心臓が停止した後のことを理解していない状態で突然亡くなりますと
死を悟るまで時間がかかるので、これは気をつけねばならないと思われます

私も70代に入って日々死を意識するようになってきました
このブログも閲覧者が居ようと居まいと、書き続けてみたいと考えてます
折々に昔を思い出して、本当はどうすべきだったのかという反省もあれば
一時期輝いた時代、幸福感でいっぱいだった時期
また現在自分が感じていることなど、何かの参考になってくれたら
それは大いにうれしいことです

失望、絶望の時もありましょうが、その中で一筋の光明を、希望を
見出したいものです

TOYOTA Automobile Museum
トヨペット SA型乗用車(1951年・日本)
oyopet Model SA(1951, Japan)
なかなかモダンではないですか
トヨペットの愛称は本車から始まったようです
リンカーンやビートルに影響を受けている感じがしますが
現在リファインして出したら面白いかもしれません

2019/04/04

夢多きマイコンと現実に近づいてきたパソコンそして必要悪になりつつあるスマホ

40数年前社会人になった頃マイコンが芽を吹きました
マイコンはアマチュアーのアイディアで無限の未来があって
それはまだマニア達の手中にあったのです
しかしプロがお金と人を投入すればあっという間に
そちらの手に落ちてしまいます
だんだん夢は現実的になり、しかしパソコンが能力は
とてつもないことになってはきてしまいました
そして今のスマホ、マイコンの時代には遠くに見えた夢であったものが
現実に実用的になっている今、あまりにも多くの人が
それに時間もお金も吸い取られる存在になってます

ずっとマイコンチップの成長を見てきましたが
とてもとても感慨深いものがあります


TOYOTA Automobile Museum
サーブ 92型 (1951年・スウェーデン)
Saab 92 (1951,Sweden)
ジェット戦闘機を作っているサーブ社が
ドイツ車DKWを参考にしたFF車
2サイクルエンジンを搭載し空力特性に優れ
低出力ながらも高い走行性能を示した
当時ラリーでも活躍していた




2019/04/03

イジメ

最近のイジメは
とか、以前とはいじめの質が違うとか
確かにそうなのかもしれない
しかし、昔からイジメはあったし外国でもある

ただ一つ言えることは
イジメられたらお先真っ暗で学校に行くのもいやになるし
言いつけることもできないし
とかあるだろうが、自殺だけはやめてほしい
自殺ができるくらいだったら
学校なんてサボったっていい
何とか開き直ってほしいと思う

イジメる側も抑えが聞かないのだろうけど
やはり、単なる道徳観ではなく
宗教観が大事だ
世の中はシンプルで
善因善果 悪因悪果
この世ではそうならないこともあるやもしれませんが
あの世まで広げると冷徹に成立します

TOYOTA Automobile Museum
フォード カスタム4ドアセダン(1949年・アメリカ)
Ford Custom 4-Door Sedan (1949, U.S.A.)
フラッシュサイドの斬新なデザイン
戦後の代表作です



2019/04/02

音楽の不思議さ

たまたま、YouTube を見ていて
アマチュアが出てきて競い合うみたいなものでしたが
チリの50代後半か、男性のギターの弾き語りでした
出てきて歌いだしたらなぜか引き込まれて胸に詰まるものが
歌詞の内容も何も皆目わからないのですが
画像には観客や審査員もじっと聞きいってしまっている様子です

多分内容は誰かの鎮魂、讃える、敬愛する
そんな感触を受けました

でもプロではないオジサンの歌に
しかも始まってすぐに引き込まれて感動してしまう
言葉はいらないのか
本当に伝えたいことというのは
ハート to ハート
なんだということを痛切に感じました

音楽というのは実に不思議なものです

TOYOTA Automobile Museum
右から
カイザーフレーザー ヘンリーJ (1951,アメリカ)
Kaiser Frazer Henry J (1951, U.S.A.)
中央が
サーブ 92型 (1951年・スウェーデン)
Saab 92 (1951,Sweden)
そして
トヨペット SA型乗用車(1951年・日本)
Toyopet Model SA(1951, Japan)
サーブはあとでご紹介しますが
ヘンリーJは東日本重工で戦後初のノックダウン生産車でした


2019/04/01

令和

今日発表がありました
新年号 「令和」
newsはこの解説で持ちきりです
いずれ馴染むとしっくりくるのでしょう
IT関連も準備はしているでしょうが
対応に追われそうです
年号は滑り出したのですが
皇室が何か振り回されています
今の時代の皇室の方々は生きづらいでしょうね
どうしても娑婆の価値観に左右されるでしょうし
しかし伝統ある系譜ですので、俗人であってはいけない
という矛盾の中で四苦八苦されているのでしょう

しかし、ごく個人的に言ってしまえば
Kさんが結婚するための一般的な条件を満たしていない気がします
それを権威を持ってダメと言えない父親

やはり結婚を維持できる収入を確保していなければ
結婚しても破局は見えています
恋愛から結婚へ至るにはクリアしなければいけないものがあります
それを満たさずに、男として「結婚してください」
とは言えないと思うのですが
お二人を見ていると結婚に対する神聖なものが
あまり感じられないのです

TOYOTA Automobile Museum
タッカー’48(1948年・アメリカ)
Tucker '48 (1948, U.S.A.)
ヘリコプター用の水平対向エンジンをリアに搭載
4輪独立懸架
先進的な技術とモダンなボディの斬新なデザイン
前評判と期待もされたがあえなく倒産
経営とは難しいものですね


Bugatti_type_50_coupe

 この年になってIllustratorに挑戦 いろいろ戸惑って 思うようには捗らず しかし操作しなければ慣れず 試行錯誤しながらのサンプルです